華やいだ雰囲気のステージに立つ入賞者の皆さん。
会場からも惜しみない拍手が送られました。
世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン 2015 with NAPAC」のHondaブースにて、昨年、全国主要6ヶ所のサーキットで全8戦行われた『N-ONE OWNER’S CUP』の2014年シリーズ表彰式が執り行われました。1位から6位まで上位入賞者の皆さんが特設ステージに登場。プレゼンターの山本 尚貴選手からトロフィーと副賞が贈呈されました。
一歩を踏みだすちょっとした勇気があれば誰でも楽しめる。小さなN-ONEがくれた大きなレースの感動!
表彰式に続いて開催されたトークショーには、MCにはモータースポーツアナウンサー ピエール北川さんと、N-ONE レース仕様車開発ドライバー 宮城 光さんが登場。N-ONEガールズの高橋 純子さんをはじめ、シリーズ上位入賞者の皆さんが『N-ONE OWNER’S CUP』の魅力についてのトークが繰り広げられました。軽自動車によるワンメイクレースの楽しさや奥深さ。レース初心者にもチャレンジできる手軽さ、パドックのアットホームな雰囲気など、参加者ならではの会話の数々にステージは大いに盛り上がりました。
私も最初は、軽自動車でオートマでエコタイヤで、それでサーキットを走ってレースになるの!?と思っていました。けれど実際に走ってみるとN-ONEの挙動はスポーティーです。もちろんレース専用車両に比べれば絶対的なスピードは低いのですが、タイムを縮める楽しさや、レースの駆け引きの興奮は、ほかのレースと比べても遜色ありません。
N-ONE OWNER’S CUPを始める前は、レースの世界は敷居が高いと思っていました。いざ参加してみると“これだけで出来るんだ”という気軽さと、鈴鹿サーキットをはじめ名だたるサーキットでレースができる感動がありました。「軽自動車だからこんなものだろ」とナメていると予想以上に速くて、実に奥が深いクルマです。
これからレースにチャレンジしたいと思っている人が参加しやすいように、とても良くルールが考えられていると思います。車両もターボであれば中古車でも、いま乗っているクルマでもOKですし、分厚いルールブックを読む必要もありません。ホームページを見れば、どういった部品を取り付けなくてはいけないかも分かります。
ほかのレースもやっているのですが、N-ONE OWNER’S CUPは参加しやすくて、雰囲気もアットホームですね。参加者同士でクルマのセッティングについて情報交換をしたり、ドライビングスキルについても色々な話の中で向上させていくことが出来ます。ぜひ皆さんも参加されて、レースを楽しんでいただきたいと思います。
さまざまなカテゴリーのレースに参加していますが、クルマ好きの人が運転を楽しめるレースだと思います。ナンバー付きの軽自動車で始められるので、ほかのレースと比べて格段に初期投資が安く済みます。タイヤも一般のエコタイヤで、ブレーキ関係のトラブルや摩耗もほとんどないので、ランニングコストも掛かりません。
若い頃はジムカーナをやっていましたが、子どもが生まれて休止していました。私と同じように以前サーキットを走っていた人たちが戻ってきて、クルマやレースの楽しさをご家族やお子さんに伝えるにはもってこいの場所だと思います。ぜひ家族連れで参加してもらいたいと思います。もちろん私も毎回、家族一緒に参加しています。
N-ONE OWNER’S CUPをPRするために発足したN-ONEガールズのメンバーとしてレースに参加させて頂き、憧れのサーキットを走ることが出来ました。女性の立場からすれば、ナンバープレート付きの軽自動車なので、可愛くカラーリングして、普段はお買い物の足として使って、週末はレースに参加する。N-ONE一台を二倍も三倍も楽しめちゃうと思います。