公式予選 9月12日(土) 天候:くもり / 路面:ドライ
標高の高いオートポリスは朝晩こそ寒さを感じるものの、日中は心地よい気温まで上がる絶好のコンディションの中で公式予選が行われた。
9時25分になると16台のマシンが続々とコースインしていく。
このコースを得意とする#38岩間 浩一は、タイヤが温まった2周目に2分39秒865のコースレコードを叩き出してトップに躍り出る。納得のタイムをマークした#38岩間は、次の周に余裕のピットインでタイヤ温存策にでる。
その後、#390坂井 拓斗が2分40秒487をマークして2番手に浮上。予選終盤には#75松本 恭典が#390坂井を上回るタイムを出し2番手に上がる。しかし、終了間際にここまで4番手につけていた#74小野 貴史が#75松本のタイムを破り、逆転の2番手に躍り出て20分間の予選は終了した。
#38岩間はただひとり2分39秒台をマークしてオートポリス2回連続のポールポジションを獲得。2番手には#74小野、3番手には#75松本、以下#390坂井、#88檜山 智樹、#12福川 光一郎がつけた。なお今回は予選8番手までが従来のコースレコードを破る激しいタイムアタックであった。
なお、4番手の#390坂井と8番手の#19新垣元は、予選終了後にタイヤ交換を行い、決勝はピットスタートとなった。
《ポールポジション #38岩間 浩一選手のコメント》
「タイヤと気温を考えると1周目がベストだと思い、最初にクリアラップをとって1周だけアタックしました。いつもは予選でタイヤを使いすぎてダメにしてしまうので、今回は1周に賭けてピットに戻りました。明日の決勝はウエットの可能性もあるので、タイヤを温存する作戦をとりました」