8月2日（土）、N-ONE OWNER’S CUP第3戦が岡山国際サーキットでワンデーレースとして開催された。 岡山国際サーキットは、全長3703m、2本のストレートと13のコーナーで構成され、1994年と1995年にはF1グランプリも開催されている。 金曜日には土曜日の公式予選、決勝レースに先立ち2回の専有走行が設けられ、参加した10台の中で#74松本選手がただひとり2分16秒台をマークして好調さをアピールした。

10時00分、小雨が降るウエットコンディションの中で20分間の公式予選が開始された。 滑りやすい路面に足下をすくわれ、スピンやクラッシュする車もあり、赤旗による中断が2回という波乱の予選になったが、この難しい状況で2分15秒887のベストタイムを出したのは開幕戦の富士大会で優勝した#78岸野治男。2番手には2分16秒922の#74松本 恭典、3番手には前回のオートポリス大会で優勝した#38岩間 浩一が入った

《ポールポジションを獲得した#78岸野治 男選手のコメント》
「このサーキットは2001年に一度だけレースに出たことがありますが、昨日の練習走行も走らなかったのでぶっつけ本番でした。自分の中ではこのサーキットを気に入っているし、昔のレースでもまあまあの成績を残すことができたので、何とかいけそうな気がしていました。先日行われたツインリンクもてぎの専有走行でセッティングを詰めることができて、富士大会より良い状態に車を仕上げることができました。富士は足回りがぶっつけ本番の状態だったのですが、そこでやっとセッティングを出すことができました。ベストタイムを出したときは、前の車との間隔を調整してアタックしたのが成功したようです」