決勝レース 6月25日(日)
天候:晴れ / 路面:ドライ
公式予選終了から約4時間のインターバルを空けて13時25分よりスタート進行が始まった。気温32.4℃、湿度47%というコンディションの中、コース上での選手紹介が終わるとフォーメーションラップが開始された。1周の隊列走行を終えて全車が正規グリッドに着くと、レッドシグナルがブラックアウト。ここで#2亀井がスタートダッシュを決めてホールショットを奪う。その後方には#75松本、#813田中がつづく。#2亀井は序盤からペースを上げて#75松本との差を広げていく。オープニングラップ終了時点での順位は#2亀井を先頭に#75松本がつづき、少し間隔を空けて#813田中、#415西村、#448ヨシタク、#501石川博之がつける。レース序盤から2分12秒台で走行する#2亀井と13秒台の#75松本との間隔は周回を重ねる毎に広がっていく。#2亀井はレース中盤となる5周目にベストラップとなる2分12秒478を叩き出し独走体制を築く。その#2亀井は終始安定した走りで8周を走りきり、ポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾った。2位に#75松本、3位には初表彰台の#813田中、4位には7番手からスタートした#501石川、以下#448ヨシタク、#415西村の順でチェッカーを受けた。
《優勝 #2 亀井涼選手のコメント》
「優勝できて嬉しいです。スタートは少しミスしたのですが、上手くトップをキープすることができました。その後はいつも通りの練習と同じ走りをすることができました。松本選手には最初は詰められましたけれど、中盤以降は差を広げることができたので余裕ができました。優勝できたのはツカハラレーシングのおかげだと思います。チームには感謝しています。表彰台の一番高い所から見る景色は最高でした」
《2位 #75 松本恭典選手のコメント》
「こんなもんですよ。スタートは上手くいったのですが、1コーナーまでの加速が悪く、ブレーキ後の立ち上がり加速も遅かったです。仮に1コーナーで前に出ても亀井選手には勝てなかったと思います。1年ぶりのレースで、このクルマは昨日の練習で初めて乗ったので、上出来だと思います」
《3位 #813 田中崇一選手のコメント》
「レース展開としてはトップの2台と離れてしまい、後ろとは詰まったり離れたりという状況だったので、淡々と走ることができました。後ろが近づいてきたらペースを上げて、離れたらペースを戻し、タイヤをいたわりながら走りました。前の松本さんとは徐々に離れ、走りにもタイヤにも余裕が感じられました。お腹が大きくこの場に来られなかった妻には、『遅くなりましたけれど、3位入賞することができました。初レースから一緒に来てもらい、やっと20戦目で表彰台です。ありがとうございました』と言いたいです」