公式予選 9月23日(土)
天候:雨 / 路面:ウェット
朝から雨模様の富士スピードウェイ。気温24.5℃、湿度81%というコンディションの中、10時55分よりAグループの公式予選が開始された。まずは#75森本進一が2分44秒401をマークしてトップに立つと、これに#710岡村英莉、#108猪爪俊之がつづく。#75森本は3周目に2分41秒679までタイムを縮めてAグループでのトップを決定づける。2番手以下は目まぐるしく変わり、#5吹谷が終盤にタイムを縮めて2番手につける。3番手には#30細淵美央がつけ、以下#155雲類鷲翼、#55塚原啓之、#102橋本正貴がつづいた。
11時30分よりBグループの公式予選が開始された。最初のアタックで#990吉田祐太が2分43秒498をマークしてトップに立ち、これに#6小尾、#45塚原臣吾がつづく。#990吉田は次のアタックで2分43秒383までタイムを伸ばす。その後上位陣に順位の変動はなく、残り時間が4分を切ると、#31櫻井颯一郎が2分43秒238を叩き出し、このグループのトップを決める。2番手は#990吉田、3番手には#422興梠嵩弥がつけ、以下#6小尾、#52高橋智紀、#45塚原がつけた。
この結果、決勝レースのグリッドはAグループでトップタイムをマークした#75森本が自身初のポールポジションを獲得。2番手にはBグループトップの#31櫻井。3番手以下はAグループ、Bグループが交互に並び、3番手には#5吹谷、以下#990吉田、#30細淵、#422興梠がつけた。一方、フューチャーズレースのグリッドは、ポールポジションに#920畠山淳也、2番手に#992進藤義弘、3番手には#415秋山克己、以下#59築谷圭一、#100中村良徳、#788神林健太がつけた。
《ポールポジション #75 森本進一選手のコメント》
「まさかポールが取れるとは思いませんでした。けっこうミスをしたり詰まったりしたのでヤバイと思っていました。ボードを見ることができなかったので自分は何番手なんだろうという感じで帰ってきました。雨の量は多かったのでミスしないように頑張りましたが、ミスをしてしまいました。順位は10位ぐらいだろうと思っていました。決勝は頑張るしかないですね。このまま雨が降っていることを望みます」
《フューチャーズレースポールポジション #920 畠山淳也選手のコメント》
「予選はもう少し雨の量が少ないと思っていました。十勝で表彰台に上がったのでフロントは新品タイヤを履かなくてはならず、後ろに浅溝のタイヤを選んだのがまずかったです。今回はタイヤの種類も変えたこともありセッティングが合わなくなってしまいました。今回のレースは今後の勉強だと思って走ります」