公式予選 6月24日(土) 天候:晴れ / 路面:ドライ
9時30分から開始予定の公式予選であったが、直前に行われたクラスの予選で赤旗中断があったため、20分遅れの9時50分より20分間のセッションが開始された。
車両アクシデント等で4台が欠場したため、予選は44台によるタイムアタックとなった。好タイムを出すためにはトラフィックジャムを避けるのが重要なポイントとなる状況の中、先ずは最初のアタックで#34 石坂 端基が3分8秒325を叩き出してトップに立ち、これに0.035秒差で#69 寺地、0.075秒差で#390 坂井 拓斗が続く。次の周には#23 島田 清志が3分8秒345をマークして2番手に躍り出る。
セッション中盤以降は上位陣の順位に変動はなく、#34 石坂がこのクラスで初のポールポジションを獲得。2番手には#23 島田、3番手には#69 寺地、以下#390 坂井、#84 五月女 和寛、#76 楠井 義則が続いた。
トップから11番手までが1秒以内に入るという僅差の争いから、決勝レースでは接戦が予想される。
《ポールポジション #34 石坂 端基選手のコメント》
「路面温度が高く、タイムを出せるのは最初だけだと思っていたので、コースインするときにクリアラップを取れるタイミングを見計らいました。
昨日までは自分の走りも決まらず、車もまだまだ改善できるところがありました。予選に向けて車のセットを変えたのがうまく決まりました。走り方も車に合わせることができました。最初のアタックでクリアラップがとれたのが良い結果に繋がりました。
鈴鹿サーキットは鈴鹿サーキット・レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-Formula)でたくさん走り込んでいるので、コースについては理解しているつもりです。決勝レースは逃げ切るのが理想ですが、そんなに上手くはいかないと思います。後ろにぴたりとつかれ、厳しいバトルになると思います。
後半はタイヤのグリップが落ちて苦しい時間帯になりますが、そこでいかに耐えられるかが勝負の分かれ目になると思うので、ドライバーの腕で頑張ります」