決勝レース 2月25日(日)
天候:くもり / 路面:ドライ
決勝レースは14時00分より8周で行われた。
予選が行われた時より気温はやや上昇したものの9度という厳しい条件の中、30台のマシンがフォーメーションラップを終えてグリッドに着くと、レッドシグナルがブラックアウトしてレースが開始された。
真っ先に1コーナーへ飛び込んだのはポールスタートの#75松本。これに#76楠井、74小野がつけ、その後方では#38岩間が#23芦田をパスして4番手に浮上。そして先頭集団が1コーナーを立ち上がっていくと、中段グループでアクシデントが発生。接触事故により#27手塚篤史がマシンを壊してリタイヤとなり、#85井上雅人もグラベルに捕まり戦列を離れてしまう。
オープニングラップのオーダーは、#75松本を先頭に#76楠井、#74小野、#38岩間、#23芦田、#39真弓、#25長江星河、#12福川光一郎、#58水野稔也、#551木原将吾の順でコントロールラインを通過していく。
レースが進むにつれ先頭集団は上位4台に絞られる。トップを行く#75松本は中盤に入ってもペースは変わらず、5周目にはベストラップの2分10秒481をマークし、チームメイト2台を引っ張る形で盤石の体制を築き、ポール・トゥ・ウインで開幕戦を制した。2位には#76楠井、3位には#74小野が入り、順番こそ違うものの昨年の開幕戦同様チームでの1-2-3で表彰台を独占した。4位には#38岩間、5位には#23芦田、6位には#39真弓が入賞した。
《優勝 #75松本恭典選手のコメント》
「前半にどうしてもタイムを伸ばすことができず後ろに申し訳ないことをしてしまいました。ミラーで後ろを見ると、そこにいるのはチームメイトなのですが、彼らは最大のライバルでもあり、味方につけると頼もしいけど、敵にまわすと嫌なタイプなのです。でもなんとかチームで1-2-3を飾れてよかったと思います」
《2位 #76楠井義則選手のコメント》
「何も語ることはありません。全力疾走でも追いつけませんでした。本当に自分は2位ばかりですね。また頑張ります」
《3位 #74小野貴史選手のコメント》
「完敗です。あと3戦以内にはなんとかセッティングを出して頑張ります。最終戦までには。。。」