公式予選 6月10日(日)
天候:くもり / 路面:ドライ
当初はフルグリッドとなる30台のエントリーがあったものの、大会前の車両トラブル等により2台の車両が大会未受付となり28台での公式予選となった。梅雨に入ったばかりの関東地方は台風5号の影響で朝から筑波サーキット上空は分厚い雲に覆われた。9時05分より20分間の公式予選が開始された。開始早々に#36阿久津敏寿が1分17秒754を叩き出してトップに立つと、これに練習走行から好調の#5鈴木がつづく。この2台に割って入ってきたのが#48関口美弘。4番手には#69寺地晃正、これに#373清原章太、#101川福健太らがつける。そして計測開始から約8分が経過したところで#5鈴木が1分17秒810をマークして2番手に浮上。20分が経過してチェッカーフラッグが振られると、ここまで7番手に留まっていた#60谷田部辰彦が1分18秒464をマークして4番手にポジションを上げた。#36阿久津は今シーズン3回目のポールポジションを獲得し、2番手には#5鈴木、3番手には初めてのセカンドロースタートとなる#48関口がつけた。なお、注目の#273中尾は事前の練習走行のタイムを更新、自己ベストタイムをマークし18番グリッドを獲得した。
《ポールポジション #36阿久津敏寿選手のコメント》
「いい感じで走ることができました。昨日に比べると最終コーナーでアンダーが出ていたのですが、このくらいの方がタイムを出しやすかったようです。車は昨日より曲がらない状態でした。このタイムは最初のアタックで出しました。この後に2回アタックしましたがタイムを更新することはできませんでした。決勝はドライなら逃げ切れると思いますが、ウエットになると厳しいです。VSAを使うかもしれません。それにしても関口さんの3番手は凄いですね。雨が降ったら上位にきますよ。とにかく完走したいです」