公式予選 7月7日(土)
天候:雨 / 路面:ウェット
朝から曇り空に覆われた富士スピードウェイ。N-ONEの直前に行われたスーパーフォーミュラの公式予選が始まると雨が降り始め、路面はウエットコンディションになってしまう。定刻の15時40分になると37台のマシンがコースインし、20分間のタイムアタックが開始された。最初のアタックで2分45秒011をマークしてトップに立ったのは#123小山。これに#200西郷、#39真弓德浩、#137若林勇成、#97松本拓也、#690椋本陵がつづく。次の周には#200西郷が#123小山を0.871秒上回る2分44秒140を叩き出してトップに浮上する。この頃からコース上のほぼ全域にわたってオイルが出てしまい、更なるタイムアップが難しい状況になってしまう。4周目に#390坂井が2分46秒267をマークして5番手に割って入ったが、上位陣のタイムはこのまま更新されず、公式予選は終了した。これにより#200西郷は第3戦富士大会につづき今期2度目のポールポジションを獲得。2番手には#123小山、3番手には#39真弓、以下#137若林、#390坂井、#97松本がつけた。しかし、#123小山はピットレーンの速度違反により、予選結果より5グリッド降格のペナルティが科せられ7番グリッドまで下がってしまう。これで#39真弓は2番グリッドに繰り上がり、自身初のフロントローで決勝レースを迎えることとなった。
《ポールポジション #200西郷倫規選手のコメント》
「待望の雨が降ってくれて良かったです。オイルの影響がでる前の3周目にタイムを出すことができました。昨日山野さんの走行の動画を見たことが役に立ちました。走行開始直前にウエットでもドライでも大丈夫なセッティングに変えたのが好結果に結びつきました。明日は前回のリベンジを果たしたいです」