決勝レース 9月9日(日)
天候:雨 / 路面:ウェット
予選終了から約3時間のインターバルを挟んで決勝レースの進行が始まった。メインレースのスーパーフォーミュラの決勝スケジュールが天候の影響で10分早められ、それに伴いN-ONE OWNER’S CUPのスケジュールも10分早く進行することになる。12時10分よりスタート進行が開始され、41台がグリッドに整列する。選手紹介が行われる頃には大粒の雨が路面をたたきつける状況となり、安全を考慮してスタートはセーフティーカー先導で行われることになる。12時25分よりセーフティーカースタートが開始される。隊列は水しぶきを上げながら周回を重ねるが雨脚が弱くなる気配はない。結局8周の間にグリーンフラッグが振られることはなく、セーフティーカーランでレースは終了となった。
《優勝 #74小野 貴史選手のコメント》
「レースしたいのが10%、ラッキーが80%、申し訳ない気持ちが10%でした。後ろの2台はレースしたいという気持ちが感じられました。あの2台は優勝したいという勢いでしたし、ちゃんと勝負して優勝したら喜べるところですが、結局一度も戦うことなく終わったので、申し訳ないですけれど、家に帰って喜びます。これでシリーズポイントが150になってトップに立つことができました」
《2位 #34石坂 瑞基選手のコメント》
「予選がいいところにつけていたので良かったです。前も雨は良かったので期待していました。決勝は残念でしたけど、凄い雨だったので仕方ないですね。レースができない状況では無かったかもしれませんが、台数が多かったので後方のドライバーは何も見えなくなってしまうでしょうね」
《3位 #17永田 郷選手のコメント》
「3番手スタートだったので、レースをしたかったというのが正直な気持ちです。でも雨が強く、コース上には川ができているところもあったので、レースをやるのは厳しいと状況でした。セーフティーカーランでのレースという判断は間違ってなかったと思います。でもセーフティーカーが1周でも早くいなくなり、1周でも多くレースをして、少しでもチャンスがあれば前へ出たかったです」