公式予選 9月9日(日)
天候:雨 / 路面:ウェット
朝から雨模様となった岡山国際サーキット。気温20度、路面温度も21度までしか上がらず肌寒いコンディションの中、8時25分より20分間の公式予選が開始された。計測開始から5分が経過すると#34石坂が2分22秒131をマークしてトップに立つ。これに#17永田 郷、#390坂井 拓斗、#97松本、#74小野、#401松本 玲二らがつづく。しかし次のラップに#17永田が2分21秒333までタイムを上げてトップに浮上。さらに#74小野も自己ベストを更新して2番手にポジションを上げる。予選終了まで40秒を切ったところで#34石坂が2分21秒273をマークしてトップに躍り出る。これでポールは#34石坂のものかと思われたが、#74小野がセクター2を最速タイムで通過し、チェッカーが振られる5秒前に#34石坂を0.586秒上回るタイムを叩き出してポールを奪取する。2番手には#34石坂、3番手には#17永田、以下#97松本、#390坂井がつけた。
《ポールポジション #74小野 貴史選手のコメント》
「疲れました。なかなかタイムは出ないし、クリアラップも取れずタイムを出すことができませんでした。残り2周でクリアラップが取れましたけどトップには届かず、もう一度トライしました。最後のアタックは前の車のスリップを上手く使うことができたのでトップタイムを出すことができました。決勝は雨の量が少なくなってくれれば走りやすくなると思います。この状況だと高速コーナーでリアが出るのが大きいです。慎重に走っている分タイムが出ないのだと思います。もう少し踏めるような状況になればタイムも伸びると思います。このままのコースコンディションだと勝負は厳しいですね。岡山のレースはいつも後ろに心強いチームメイトがいたのですが、今回はどこへ行ったのやら。初めて一人で戦わなければならない心細さがあります(笑)」