公式予選 11月17日(日)
天候:晴れ / 路面:ドライ
夜明け前には0℃だった気温も、日が昇り始めるにつれ次第に暖かさを感じるようになり、予選が始まる頃には14℃まで上がってきたオートポリス。定刻どおり8時30分より公式予選が開始された。1台がマシントラブルで出走できないため39台がコースイン。最初のアタックでいきなりコースレコードを破る2分35秒906をマークしてトップに立ったのは#76楠井で、これに#74小野貴史、#17塚越、#390坂井拓斗がつける。2番手につける#74小野は周回を重ねる毎にタイムを縮め、チームメイトの#76楠井との差を徐々に詰めていく。しかし、残り時間10分を切ると#900吉田がアタックを開始。計測2周目に2分35秒690を叩き出してリーダーボードのトップに躍り出ると、3周目には2分35秒638までタイムを縮めて2戦連続のポールポジションを獲得する。一方#74小野はセクター1・2でベストタイムを出すがセクター3で伸びず2分35秒903で2番グリッドとなる。そして#17塚越もセクター1・2でベストタイムを出すがセクター3で失速し、3番手の#76楠井と同じ2分35秒906までタイムを縮めたが、#76楠井が先にこのタイムを出していたため4番グリッドに留まる。終わってみればポールから4番手までがコースレコードを更新し、決勝レースでの激しい戦いが予想される。
《ポールポジション #900吉田隆ノ介選手のコメント》
「予選の前半はタイムがでないことは分かっていたので、タイヤを温存して後半路面状況が良くなってから出て行く作戦でした。この作戦が当たって良い状態のタイヤと路面でタイムを出すことができました。ピットで待機している間もクリアがどこにあるか様子を見ていました。決勝は筑波からの良い流れに乗り、勢いがあるのでこのまま逃げ切りたいです」