公式予選 6月11日(日)
天候:雨 / 路面:ウェット
関東甲信越地方は木曜日に梅雨入り宣言が出され、日曜日は朝から雨模様となった。気温21.0℃、湿度94%というコンディションの中で、9時00分よりA組の公式予選が開始された。まずは#990吉田が1分22秒785をマークしてトップに立ち、これに#2亀井、#200一之瀬翔がつづく。そして#710岡村英莉が1分23秒151をマークして3番手に順位を上げると、トップの#990吉田は5周目に1分22秒031までタイムを縮める。しかし開始から10分が経過するとコース上でアクシデントが発生し、車両回収作業のために赤旗が提示されてしまう。コースがクリアになると残り時間5分で走行再開。セッション終了間際に2番手の#2亀井が自己ベストタイムを更新するが、トップには届かない。この結果A組のトップは#990吉田、2番手には#2亀井、3番手には#710岡村、以下#200一之瀬、#788神林健太、#110野寺純也がつけた。
コースがクリアになるとB組の公式予選が開始。最初のアタックで#405木内真吾が1分24秒510をマークしてトップに立つと、これに#744長福夏紀、#410佐々木一平らがつづく。時間が経過するにつれ各車続々とタイムを更新していく。そして#83飯田真也が1分23秒581でトップに立つと、#155雲類鷲翼がこれを上回る1分23秒241をマークしてトップに浮上する。するとここまで3番手の#405木内がペースを上げ、まずは1分23秒290をマークして2番手に浮上すると、さらに1分23秒203までタイムを縮めてトップに順位を上げる。しかし残り時間が少なくなると#155雲類鷲は立て続けに自己ベストタイムを更新し、ラスト1分を切ったところで1分23秒087を叩き出してトップの座を奪い返す。そしてチェッカー直前に最終コーナーでアクシデントが発生して赤旗が提示され、そのままセッションは終了となった。この結果Bグループのトップは#155雲類鷲で、2番手には#405木内、3番手には#83飯田、以下#410佐々木、#770林飛翔、#108猪爪俊之がつけた。
決勝レースのポールポジションは、総合結果で最もタイムが良かったA組の#990吉田が獲得。2番手にはB組でトップの#155雲類鷲がつけ、3番手以降はA組、B組がタイム順に交互に並び、#2亀井、#405木内、#710岡村、#83飯田の順となった。一方フューチャーズレースのグリッドは、ポールポジションに#863金井稔、2番手に#688佐藤喜洋、3番手には#423松浦亮太、以下#333水橋隆史、#86廣原秀多、#909横山義寛がつけた。
《ポールポジション #990 吉田祐太選手のコメント》
「ポールポジションは2回目なのですが、今まで苦手としていた雨でポールを取れたのは嬉しいです。今年から参戦体制が変わり、新しいチームで初めての車、今年初レースという状況の中でポールが取れたのはとても嬉しいです。決勝はとにかく逃げるしかないので、後ろを気にせず前だけ見て勝てるように頑張ります」
《フューチャーズレースポールポジション #863 金井稔選手のコメント》
「狙っていたとおりになりました。決勝はエアコンを切って走りたいと思います。予選は窓が曇ってしまうのでエアコンを入れて走りました」