公式予選 5月18日(土)
天候:雨 / 路面:ウェット
前夜から低気圧が近づき、雨と強風が吹き荒れるオートポリス。気温13度、ウェットコンディションの中、8時10分より公式予選が始まった。ピットロード出口のシグナルがグリーンに変わると、真っ先にコースインしたのは#38岩間浩一で、その直ぐ後ろにチームメイトの#390坂井、#724中西正峰がつづく。#38岩間はファーストアタックでいきなり2分45秒087をマークしてリーダーボードのトップに立つと2番手には1.5秒差で#390坂井、3番手に#724中西がつける。雨の中でひとり異次元の走りを見せる#38岩間は周回を重ねる毎にタイムを縮め、6周目には2分43秒805を叩き出して久々のポールポジションを決める。#390坂井も徐々にペースを上げ、2分45秒885までタイムを縮めるがトップ#38岩間と2秒差で2番手に留まる。3番手には#724中西、以下#74小野、#75木下将太郞、そして今回初参戦の地元ドライバー#84下司翔太が6番手となった。これで#38岩間は#390坂井、#724中西のチームメイト2台を援軍につけて決勝を迎えることになる。
《ポールポジション #38岩間浩一選手のコメント》
「雨が降ったのでこれはチャンスだと思い、真剣に走りました。ライバルはタイヤを4本とも新品でいったのですが、うちはフロントに中古、リヤを新品で臨みました。タイヤの空気圧も決まったのでドライよりも乗りやすかったです。100Rと最終コーナーは全開で、ジェットコースターストレートもブレーキングポイントはドライと一緒でした。初めて3番グリッドまでチームで独占したので、決勝はチームでも表彰台を独占したいです。今までダブル表彰台も無かったので頑張ります」