決勝レース 3月8日(日)
天候:くもり / 路面:ウェット
予選から約3時間半のインターバルを空けて決勝レースのスタート進行が開始された。サーキット上空は雲に覆われ、気温は7.6℃、路面温度10.6℃、雨は上がったもののコースの一部はウェットというコンディション。定刻通り13時40分よりスタート進行が始まった。グリッド上では選手紹介が行われ、13時50分よりフォーメーションラップが開始された。41台のマシンが1周の隊列走行を終えて全車がグリッドに着くと、ファイブユニットのレッドシグナルがブラックアウトして7周のレースがスタートした。スタートダッシュを決めたのはポールポジションの#76木下で、先頭で1コーナーへ飛び込みホールショットを奪う。その後方では#15塚原が1コーナーの進入でアウト側から#2川福をパスして2番手に浮上。この3台に#124石坂、#475 OYAJI、#39真弓、#105箕浦雄二、#95立花太、#75松本恭典とつづく。トップグループがV字コーナーにさしかかった時に後方の1台がS字コーナーでクラッシュ。このマシンを回収するため、コース上にはセーフティーカーが導入される。オープニングラップの順位は、#76木下を先頭に#15塚原、#2川福、#124石坂、#39真弓、#475 OYAJIがつづく。3周目が終了した時点でコースはクリアとなり、セーフティーカーがピットロードへ入ってレースが再開する。
リスタート後も#76木下は落ち着いた走りを見せ、トップをキープしたまま1コーナーへ入っていく。#76木下は周回を重ねる毎にペースを上げ、レースの主導権を握る。最終ラップにはこのレースのベストタイムとなる2分53秒976をマークして#15塚原の追撃を退け初ポール、初優勝で開幕戦を制した。2位には#15塚原、3位には#2川福が入り、その後方では序盤に6番手まで順位を落とした#475 OYAJIが中盤以降素晴らしい追い上げを見せ、コントロールラインは#2川福と並ぶ形で通過したが、一歩及ばず4位でフィニッシュ。5位には#75松本、6位には#39真弓が入った。
《優勝 #76木下将太郎選手のコメント》
「緊張でどうなるかと思ったのですが、スタートして2コーナーを過ぎた辺りでこれはいけるかなと思いました。徐々に後続が離れ始めたのですが、バックミラーに石坂選手が見えた時は危ないなと思いました。でもとにかくマシンが乗りやすくて、5コーナーから先では後ろを引き離すことができたのでこれはいけると思いました。SCが入った時はドキドキしました。先頭でSCは初めてだったので、どのタイミングでダッシュしようか考えていたのですが、塚原選手がぴったりついていたので、レースが始まったら離そうと思いました。初ポール、初表彰台、初優勝。とても嬉しいです。このクルマを貸してくれた松本さんから精神面、技術面のアドバイスをいただきました。松本さんとの師弟対決を制することができて嬉しいです。とても感謝しています」
《2位 #15塚原和臣選手のコメント》
「3日前に繰り上げ出場が決まりタナボタです。レースでは木下君に追いつかなかったなあ。途中まではいけそうな感じもあったのですが、スピンしてしまうとまずいのでSCの後は後ろとの差を見て無理せずチェッカーを目指して走りました」
《3位 #2川福健太選手のコメント》
「レース中は苦しい場面が多かったのですが、最後まで諦めずに走りました。ゴールの瞬間も2台横並びでどっちが前か分からなかったのですが、リーダーボードを見たら自分のゼッケンが上にあったのでホッとしました。計測器が僕の方が前に付いていたのかなと思いました。レース中は、自分と違うメーカーのタイヤを履いているクルマとは速い所、遅い所が違うので、相手に合わせて走ったら負けると思ったので、自分は自分という走りをしました。自分はコーナーをアウト・アウト・アウトのラインを走るパターンが多く、後ろのクルマはアウト・イン・アウトなので、進入で抜かれそうになるのですが何とか耐えて次のコーナーへ向かうといパターンの繰り返しでした。途中から路面が乾いてきたのでコーナーによってはミドルのラインを取るケースもありました。今回は相手との勝負と自分との根比べという感じでした。ツーリングカーでフロントローと表彰台は初めてなので嬉しいです」








