決勝レース 8月2日(日)
天候：くもり / 路面：ドライ
気温24度、予選より気温が上がった十勝スピードウェイ。11時20分よりフォーメーションラップが開始された。21台が正規グリッドに着くと、シグナルにはスタート5秒前が表示された後、レッドシグナルがブラックアウト。ポールスタートの#410佐々木は落ち着いた走りを見せ、#55塚原と#15塚原を抑えて1コーナーへ入っていく。その後方では#124和田がアウトから#17佐藤に仕掛けるが前に出ることはできない。オープニングラップを終えたところで先頭は#410佐々木、これに#55塚原、#15塚原、#17佐藤、#124和田、#39真弓がつづく。2周目に入ると、#17佐藤と#124和田がそれぞれひとつずつ順位を上げ、#15塚原が5番手にポジションを下げる。#15塚原は3周目に#124和田の前に出るが4周目に再び抜き返されてしまう。激しいトップ争いが繰り広げられる中、6周目に#55塚原が#410佐々木を抜いてトップに浮上。すると2番手に順位を落とした#410佐々木は70Rで他車と接触。左リヤタイヤがパンクして戦線を離脱してしまう。この周に#124和田は2番手に浮上、さらに先頭の#55塚原に襲いかかる。#124和田は8周目に#55塚原をパスしてトップに躍り出るとさらにペースを上げて逃げ切り体制を築き、地元北海道で嬉しい初優勝を飾った。2位には#55塚原、3位には#15塚原、以下#36阿久津、#75松本恭典、#17佐藤がチェッカーを受けた。
《優勝 #124和田将人選手のコメント》
「最初から最後までトップグループが団子状態で大変なレースでした。レース中は順位がコロコロ変わり、前も後ろも気にしなければならない状態でした。塚原さんがミスした時に上手く前に出ることができました」
《2位 #55塚原啓之選手のコメント》
「初めて表彰台に上がることができて良かったです。早くサーキットに入り、たくさん練習することができたのでコースを覚えることができ、初めての十勝だったのですが表彰台に上がれました。この後の第9戦も表彰台に上がれるように頑張ります」
《3位 #15塚原和臣選手のコメント》
「なんとか3位で表彰台に上がることができました。和田選手は速すぎて追いつきません。レース中の接触でクルマが傷んでしまいましたが、この後の第9戦はポールなので頑張ります」
