公式予選 7月26日(日)
天候:くもり / 路面:ウエット
前日から降り続いた雨は朝方には止んだものの湿度が95.3%もあり、気温計は25.5度を示すが少しでも動けば汗が流れる状況の中、8時00分より公式予選が開始された。このセッションにはマシントラブルなどの理由で参加を取りやめた4台を除く46台が出走。まずは#38岩間浩一が3分19秒647のトップタイムをマーク、これに#158谷川、#3森本伸昭がつづく。しかしその直後に130Rでアクシデントが発生。赤旗が提示され予選は一時中断となってしまう。コースがクリアになると残り12分間のタイムアタックが再開された。路面は徐々に乾き始め、それに伴ってタイムも上がり、リーダーボードの順位が目まぐるしく変わる。残り時間が2分を切ったところで#390坂井が3分11秒243をマークしてトップに立つが、#158谷川が最後のアタックで3分09秒559を叩き出してトップに浮上する。#390坂井も最終ラップに自己ベストを更新するが#158谷川のタイムには届かず、ポールポジションは#158谷川となる。2番手には#390坂井、3番手には#38岩間、以下#93多田、#724中西正峰、#218平尾益士がつづいた。
《ポールポジション #158谷川達也選手のコメント》
「去年からこのレースに参戦していますが、今回は初めて上位につけることができました。時間が経つにつれ濡れていた路面が乾いていく状態で、作戦通り最後のアタックでクリアラップをとることができたのが結果に繋がったと思います。スペシャリストがいる中でポールを取れたのは嬉しいです。昨日も乾き始めの路面はあまりタイムも良くなかったので決勝はウェットがいいのですが、接触も無く上位で争うことができて、結果的に勝てればよいのですが、勝つことができなくても楽しいレースができればいいです」