公式予選 3月7日(日)
天候:晴れ / 路面:ドライ
空は晴れ渡ってはいるものの、気温4.9℃、路面温度13.1℃という厳しいコンディションの中、9時40分より20分間の公式予選が開始された。計測開始から10分が過ぎる頃にはタイヤも温まり、#98菊田がコースレコードを破る2分44秒853を叩き出してトップに立つ。これに#39真弓徳浩と#21金山和弘がつづく。残り時間が少なくなると、セクタータイムを更新するマシンが続々と現れる。#98菊田はセクター3を自己ベストで通過したもののタイムを縮めることはできずにチェッカーを受ける。2番手には2分46秒827の#39真弓。#83飯田も#39真弓と同じタイムをマークしたが、#39真弓が先にタイムを出したため、#83飯田は3番手となった。4番手以下は21金山、#99近藤雅之、#25長江がつづいた。ところが予選終了後に#98菊田と#21金山に規定走路外走行のペナルティーが科せられ、ベストタイムが抹消されてしまう。しかし、#98菊田はセカンドタイムでも2番手以下を上回っていたため、初めてのポールポジションを獲得する。#21金山は10番手まで下がったため4番手以下の順位がひとつずつ繰り上がり、6番手は#10目出し帽となった。
《ポールポジション #98菊田辰哉選手のコメント》
「初めてのポールで嬉しいです。でも正直に言ってまだやりきれていない部分がありました。1回目のアタックで4輪脱輪してしまったのですが、2回目のアタックでタイムを出すことができました。でも最終コーナーで前のクルマに詰まってしまったので、まだ伸びしろがあると思います。決勝はクルマが速いので1コーナーに気をつけて、落ち着いて走りたいです。チームとして初めての優勝を実現したいです」