公式予選 5月15日(土)
天候:雨 / 路面:ウェット
この日熊本を含む九州北部地方が梅雨入りし、梅雨前線の影響で不安定な天候となったオートポリス。気温17.9度、ウェットコンディションの中、公式予選は8時00分から始まった。コースオープンになると、真っ先にコースインしたのは#21金山和弘で、これに#55塚原、#475 OYAJIがつづく。
序盤にリーダーボードのトップに立ったのは2分45秒620をマークした#4石橋一人で、これに#12福川光一郎、#234本田淳一郎がつづき、地元九州勢の3名が上位を占める。この一角に割って入ってきたのが#21金山で、2分46秒345をマークして3番手につけ、次のアタックで2分45秒621までタイムを縮めて2番手につけると、終了間際に2分44秒755までタイムを縮めてトップに浮上。自身初のポールポジションを決める。2番手には#4石橋、3番手には#234本田、以下#39真弓徳浩、#475 OYAJI、#12福川がつけた。
《ポールポジション #21金山和弘選手のコメント》
「まぐれですよ。先頭でコースインしたので邪魔されることなく走ることができました。後ろに塚原さんがいたので少しずつ離しました。序盤はVSAの様子をうかがいつつコースの滑らないところを探り、サインボードを見ながら走りました。まさかポールを取れるとは思いませんでした。よしここでという時にコンマ8秒タイムを上げることができました。今回は予選の組み立てが上手くいったと思います。新型車両でポールを取れたのは価値があると思います。今後みなさんが新型に変えていくきっかけになるといいですね。決勝はどうなるか分かりませんが、とりあえずひとつの課題をクリアできました。息子に『どうだ!』って言いたいです」