公式予選 5月30日(日)
天候:晴れ / 路面:ドライ
気温26.4℃、湿度46%というコンディションのもと、9時00分よりA組の公式予選が開始された。先頭でコースインした#999吉田恭将は、最初のアタックで兄の持っていたコースレコードを破る1分17秒214を叩き出してトップに立つ。2番手には0.444秒差で#98菊田、3番手には#21金山和弘がつける。残り時間が8分を切ると4番手につけていた#36阿久津敏寿がタイムを上げて3番手にポジションアップ。トップを狙う#98菊田は、#999吉田がピットに戻っている間にペースを上げ、4周目に1分17秒497、さらに9周目には1分17秒376までタイムを縮めるが、#999吉田には0.162秒及ばず予選終了。この結果A組のトップは#999吉田、2番手には#98菊田、3番手には#36阿久津、以下#21金山、#95野崎仁志、#45川島英浩がつけた。
コースがクリアになるとB組の公式予選が始まった。最初のアタックで1分17秒494をマークしてトップに立ったのは#123川福。これに0.561秒差で#7柿沼秀樹、さらに0.604秒差で#55塚原啓之がつけ、さらに#15塚原、#99井岡康晟、#475 OYAJIらがつづく。#475 OYAJIは残り時間が4分を切ると自己ベストタイムを3ラップ続けて更新し、5番手に順位を上げる。4番手につける#15塚原も終了間際に自己ベストタイムを立て続けに更新するが順位は変わらない。この結果Bグループのトップは#123川福で、2番手には#7柿沼、3番手には#55塚原、以下#15塚原、#475 OYAJI、#99井岡がつけた。
決勝レースのグリッドは、総合結果で最も速かったA組の#999吉田がポールポジションを獲得。2番手にはB組最速の#123川福がつける。3番手以降はA組、B組がタイム順に並び、3番手には#98菊田、以下#7柿沼、#36阿久津、#55塚原がつけた。そしてフューチャーズレースのグリッドはポールポジションに#188佐藤喜洋、2番手に#40山口翔太、3番手には#48関口美弘、以下#340鈴木義紀、#688間下博寿、#588泉地笑がつけた。
《ポールポジション #999吉田恭将選手のコメント》
「作戦通り上手く決まって良かったです。組み立てから全てが上手くいきました。くじ引きでAグループを引き当てたので、気温の低いコンディションの良い状態の中でタイムを出すことができました。今回は運も味方しています。2回目のアタックはクリアラップが取れなくてタイムを出すことができませんでした。今年はまだ優勝していないので意地でも勝ちたいです。優勝インタビューを受けられるように頑張ります」
《フューチャーズレースポールポジション #188佐藤喜洋選手のコメント》
「思いがけないポールポジションです。公道では金曜日に初めてこの車に乗りました。サーキットでは昨日が初めてです。チームの皆さんや山野コーチからいただいたアドバイスをひとつひとつ確認しながら走りたいと思います」