公式予選 10月3日(日)
天候:晴れ / 路面:ドライ
早朝の気温は16℃と、秋の気配が濃くなった岡山国際サーキット。日が昇るにつれて気温は上がり、公式予選が開始される頃には23℃まで上昇。この予選ではコースイン前にピットロードで待機する時の並び順が予め決められ、先頭の10台が現時点でのシリーズランキング順に並ぶというルールが採用された。9時45分になるとピットロード出口のシグナルがグリーンに変わり、20分間の公式予選が開始。計測開始早々に2分10秒769をマークしてトップに立ったのは前日から好調の#123 川福。これに#4石橋一人、#414 HIROBONがつづく。次の周回で#414 HIROBONが2分11秒441をマークして2番手に浮上。さらに#75松本恭典も2分11秒969で3番手にポジションを上げてくる。その後#75松本は周回を重ねる毎にタイムを縮めてくるが順位を上げることはできない。その後トップ3に順位の変動は無く、#123 川福は今シーズン2回目のポールポジションを獲得。結果2番グリッドには#414 HIROBON、3番グリッドには#75松本、以下#34和田、#1岩間浩一、#4石橋がつけた。
《ポールポジション #123川福健太選手のコメント》
「シリーズランキング順にコースインできたので好タイムを出すことができました。でも先頭でコースインすると最後尾に追いついてしまうこともあるので、クリアな状態でアタックできるのは最初の数周だと思って走りました。最初のアタックでベストタイムをマークして、次のラップも攻めたのですが失敗してしまいました。その後はピットに戻り、順位とか周りのタイムを見ながら車を冷やしました。少し余裕があると思ったので後半は決勝レースに向けたセッティングの確認をしました。決勝レースは自信があるので、スタートに気をつければ逃げ切って勝てると思います。今回は新型と旧型の2台を持ってきて事前に比較テストをしました。2台とも同じようなタイムだったのですが、それぞれのキャラクターが異なり、旧型はエンジンを含めて軽快で、新型はボディ剛性からくるカッチリした安定感があって乗りやすい感じで、コーナーの入口から出口までスピードをキープしやすいです。旧型の長所も短所も分かっているので有利だと思います」