公式予選 4月9日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
朝から強い日差しが降り注ぐ富士スピードウェイ。気温計は18度を示すが、強風のため体感温度は表示より低く感じる。10時30分になるとコースオープンとなり20分間の公式予選が開始された。まずは最初のアタックで#15塚原和臣が2分32秒693をマークしてトップに立ち、2番手に#98近藤、3番手には#55塚原がつける。その後さらにタイムを更新しようとするが、コース上ではスピンやマシントラブルによるストップ車両の影響でイエローフラッグが提示され、クリア状態でアタックするのが難しい状況がつづく。そして予選終了間際にADVANコーナーでアクシデントが発生したため赤旗が提示され、セッションはそのまま終了となる。この結果ポールポジションは#15塚原、2番グリッドに#98近藤、以下#55塚原、#2亀井涼、#968黒羽、#36阿久津敏寿がつづき、序盤にタイムを出したドライバーが上位を占めることになった。しかし、3番手の#55塚原には複数回の走路外走行による3グリッド降格のペナルティが科せられ、4番手から6番手のドライバーがそれぞれ1グリッド繰り上がりとなった。
《ポールポジション #15塚原和臣選手のコメント》
「富士では初めてのポールポジションです。何とかタイヤの状態が良い1周目に出したタイムでした。決勝はタイヤが持つかどうか分かりません。表彰台に上がることができれば上出来です。昨日は11番手だったのですが、リヤに浅溝タイヤを使ったのがタイムにつながりました。2番手の近藤選手が速いので、決勝は1コーナーまで抑えたいですね。頑張ります」