公式予選 6月18日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
すでに梅雨入りしている東北地方だが、この日は朝から気温が上がり、予選が始まる頃には気温が25℃まで上昇。8時30分になるとコースオープンし、20分間のタイムアタックが始まった。先ずは#36阿久津敏寿が2分00秒424をマークしてトップに立ち、これに#1川福と#35高橋がつづく。ところが開始から6分が経過するとコース上でアクシデントが発生。赤旗が提示されて予選が一時中断となる。コース上がクリアになると予選再開。残り10分間のタイムアタックとなる。すると#55塚原啓之が2分00秒586で2番手につけ、#1川福がその#55塚原のスリップを上手く使って2分00秒356を叩き出してポールポジションを決める。2番手に#36阿久津。3番手にはセッション終了間際に自己ベストタイムをマークした#9小林、以下#55塚原、#35高橋、#98井岡康晟がつけた。
《ポールポジション #1 川福健太選手 のコメント》
「今年はタイトルを狙っている訳ではないので、チャンピオンとして恥ずかしくないレースを心掛けてレースウィークから準備を進めました。昨日のタイムはスリップを使って出したタイムで、単独ではトップのタイムを出すのは難しいと思いました。赤旗再開後は速そうなクルマを見つけて後ろに下がり、55号車の後ろにつくことができました。最終コーナーでは間隔だけ気にして立ち上がり、スリップについてベストタイムを出すことができました。もしスリップが使えなかったら4番手ぐらいのポジションだったと思います。決勝はこのままの順位で終わることができれば良いのですが、チャンピオンらしい走りをしたいです。自分も納得、見ている方も納得してもらえる勝ち方をしたいです」