公式予選 7月17日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
走行前のオフィシャルブリーフィングが終わると、8時40分より20分間のタイムアタックが開始された。早朝まで降っていた雨も上がり、気温24.9度、湿度88%というコンディションのもと49台のマシンが続々とコースインしていく。コース上にはウェット部分も残っていたが、時間が経つにつれ急速に乾いていく。まずは#38岩間浩一が3分08秒140をマークしてトップに立つと、これに#93窪田、#7柿沼秀樹、#102新田康二、#473板倉、#105箕浦雄二がつづく。初参戦ながらレース経験豊富な#93窪田は次のアタックで3分08秒122をマークしてトップに立つと、#473板倉もタイムを更新して3番手に浮上する。しかし、開始から12分が経過するとスプーンカーブでアクシデントが発生して赤旗が提示される。コースがクリアになると残り5分間のタイムアタックが再開。すると真っ先にコースインした#38岩間が3分06秒561を叩き出してトップを奪い返す。#93窪田も自己ベストタイムを更新するが順位は変わらない。そして#102新田が最終ラップに3分9秒155までタイムを縮めて3番手に浮上する。この結果#38岩間がポールポジションを獲得。2番手には#93窪田、3番手に#102新田、以下#473板倉、#7柿沼、#50清水健一がつづいた。
《ポールポジション #38 岩間浩一選手 のコメント》
「最初は路面が濡れていたのでタイムが出せず、残り5分が勝負だと思っていたのですが、ピットインしたタイミングで赤旗が出されました。赤旗が解除された後は先頭でコースインすることができて、ここしかチャンスはないと思ってアタックしました。最後の1周だったので久しぶりに緊張して走りました。決勝は路面温度が上がりすぎると思うのでタイヤを痛めないように走ります。昨日の雨と他のカテゴリーのタイヤラバーがのっていたので路面のコンディションがめちゃくちゃ良かったです。リタイヤしないように頑張ります」