公式予選 8月20日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
気温29.0℃、湿度64%というコンディションの中、当初の予定よりも5分遅れの10時15分より20分間の公式予選が始まった。ピットロードの出口がオープンになると47台のマシンがコースイン。最初のアタックでいきなり2分47秒655をマークしてトップに立ったのは#710岡村英莉。これに#31和田、#9小林雄太がつける。#9小林は次の周にタイムを縮め2番手まで順位を上げる。残り時間が8分となったところで#900吉田綜一郎が2分48秒020をマークして2番手につける。残り時間が2分を切ったところで#31和田が自己ベストタイムを更新する2分47秒989を叩き出すが#710岡村のタイムには僅かにとどかない。その後だれも#710岡村のタイムを上回ることができずにチェッカーフラッグが振られ、公式予選は終了。この結果#710岡村は初めてのポールポジションを獲得する。2番手には#31和田、3番手には#900吉田、以下#9小林、#55塚原、#36阿久津がつづいた。しかし、#9小林と#55塚原は公式予選終了後に行われた車両検査で車両規則違反が発覚して失格となってしまう。これにより4番手に#36阿久津が繰り上がり、以下#155巻幡剛志、#99井岡康晟がつけた。
《ポールポジション #710 岡村英莉選手 のコメント》
「初ポール、夢のようなんですね。今まで練習してきて思うようにいかないことが多く、理想と現実が違うなってずっと思っていたのですが、やっと現実になってきたなと思っています。でも明日が本番なのでベストが出せるように頑張りたいと思います。予選ではスリップを使わせてもらったのが良い結果につながったと思います。森本さんには感謝しています。タイム的にはまだ余裕があるので明日は逃げ切れればいいなと思います。スタートが重要ですね。明日は雨予報なのですが、楽しみたいと思っています。タイヤもまだ溝があるし、事前練習でも雨の中を走っているので、その時の感覚で走れば大丈夫ですね」