公式予選 9月25日(日) 天候:くもり 路面:ドライ
雨も上がり、時折青空が見える富士スピードウェイ。気温23.0℃というコンディションの中で、9時05分よりAグループの公式予選が始まった。まずは#888野島俊哉が2分32秒552をマークしてトップに立ち、これに#710岡村英莉、#75森本進一がつづく。そして#968黒羽啓太郎がタイムを上げて3番手に順位を上げる。このまま上位ドライバーのタイムは更新されずチェッカーが振られると、ここまで7番手につけていた#16野尻智紀が最後のアタックで2分32秒355までタイムを縮めて2番手にポジションアップ。この結果A組のトップは#888野島、2番手には#16野尻、3番手には#710岡村、以下#968黒羽、#9小林雄太、#36阿久津敏寿がつけた。
9時40分よりBグループの公式予選が開始された。最初のアタックでトップに立ったのは2分33秒326をマークした#3 GAMISAN。これに#55塚原啓之、#45塚原がつづく。しかし、#2亀井涼が2分32秒732をマークしてトップに浮上すると#35高橋、#45塚原、#55塚原もタイムを更新してこれにつづく。5番手に後退した#3 GAMISANは4ラップ目にタイムを更新して2番手に浮上すると、6ラップ目に2分32秒679を叩き出して再びトップに躍り出る。更に次のラップには2分32秒462までタイムを伸ばしてBグループのトップを決定づける。2番手に#2亀井、3番手には#55塚原、以下#45塚原、#690椋本陵、#920畠山淳也がつけた。
決勝レースのグリッドは、Aグループの#888野島が初参加ながら総合結果でトップタイムを出してポールポジションを獲得。2番手にはBグループでトップの#3 GAMISAN。3番手以降はAグループ、Bグループがタイム順に並び、3番手には#16野尻、以下#2亀井、#710岡村、#55塚原がつけた。
一方、フューチャーズレースのグリッドは、ポールポジションに#232内野徳昭、2番手に#305志賀孝、3番手には#6古屋守人、以下#183海老原直之、#65黒沢誠、#7和田範秋がつけた。
《ポールポジション #888 野島俊哉選手のコメント》
「正直不安しかないです。ポールが取れたのもラッキーしかない感じです。予選はスリップを使って出したタイムなので、決勝はどうなるかわかりませんね。N-ONEはCVTなのでクラッチのないクルマでどうやってスタートしたら良いのかわかりません。どうやってスタートしたら良いのか、今はそのことで頭の中が一杯です。筑波で優勝した畠山さんにアドバイスをいただいています。決勝は笑顔で終わりたいです」
《フューチャーズレースポールポジション #29 内野徳昭選手のコメント》
「フューチャーズとはいえ初ポールなのでドキドキしています。スタートで失敗しないように頑張ります」