公式予選 10月9日(日) 天候:くもり 路面:ドライ
予選が開始される9時30分の時点で気温は15.4℃と、秋の気配が感じられるスポーツランドSUGO。ピット出口がオープンになると、44台が次々とコースイン。まずはファーストアタックで#35高橋が2分00秒329をマークしてトップに立つ。次の周に#9吹谷がコースレコードを更新する1分59秒480を叩き出してトップに立つと、チームメイトの#35高橋と#55塚原がこれにつづく。さらに前回の富士大会で優勝した#710岡村英莉がタイムを上げて3番手に浮上する。開始から11分が経過すると、4番手につけていた#55塚原が第4コーナーでコースアウト。車両回収のために赤旗が提示され、タイムアタックは一時中断となる。コース上がクリアになると走行再開。残り8分間のタイムアタックとなる。再開後には誰も#9吹谷のタイムを上回ることができず、#9吹谷は初参戦で見事ポールポジションを獲得する。2番手は#35高橋、3番手には#710岡村、以下#55塚原、#36阿久津敏寿、#920畠山淳也がつけた。しかし#55塚原は赤旗原因車両ということで、それまで記録したタイムが無効となり、グリッドが最後尾まで下げられてしまう。これにより4番手以下がそれぞれ繰り上がり、6番手には#155巻幡剛志がつけた。
《ポールポジション #9 吹谷禎一郎選手のコメント》
「楽しかったです。59秒台に入れば良いと思っていたのですが、想定以上のタイムが出ました。チームで一緒に走るという感じの作戦だったのですが、それが上手くいきました。普段は他のメーカーのワンメイクレースに出ているのですが、クルマの違いを確認しながら走りました。このコースは好きなのですが難しいですね。初めてのポールポジションで一番前からのスタートなので緊張しています。決勝はクリーンなレースができるように頑張ります」