公式予選 4月13日(土)
天候:晴れ / 路面:ドライ
公式予選はA組とB組の2グループに分けて行なわれ、それぞれのグループの上位27台が決勝レースに進み、28位以下はフューチャーズレースでの戦いとなる。
気温23.3℃、湿度39%というコンディションの中、9時00分よりAグループの公式予選が開始された。しかし、5分が経過するとコース上でアクシデントが発生し、赤旗が提示されてタイムアタックは一時中断となってしまう。9時12分にコースがクリアとなりセッション再開。残り時間が5分を切ると#305谷川がコースレコードを上回る2分31秒112を叩き出してトップに立つ。#45塚原臣吾もコースレコードを上回るタイムをマークするが#305谷川のタイムにはコンマ3秒及ばず2番手につける。#45塚原はその後もペースを上げ、周回を重ねる毎にタイムを縮めるが#305谷川のタイムを上回ることができずに予選終了。このグループのトップは#305谷川、2番手に#45塚原、3番手には#21川福、以下#813田中崇一、#34森川貴光、#38岩間浩一がつけた。
予定より10分遅れで9時40分よりBグループの公式予選が開始された。まずは#968黒羽が2分31秒647をマークしてトップに立ち、これに#250石川光久、#31櫻井颯一郎がつづく。残り時間が10分を切ると#31櫻井が2分31秒614にタイムを縮めてトップに浮上。さらに#990吉田祐太がコースレコードを上回る2分31秒299をマークしてトップに躍り出る。セッション終了間際に#968黒羽が自己ベストタイムを更新するが、#990吉田のタイムには届かずセッション終了。このグループのトップは#990吉田、2番手に#968黒羽、3番手には#31櫻井、以下#250石川、#55塚原啓之、#200一之瀬翔がつけた。
この結果、決勝レースのポールポジションはAグループトップの#305谷川、2番手はBグループトップの#990吉田、3番手以下はAグループ、Bグループの順で交互に並び、3番手には#45塚原、以下#968黒羽、#21川福、#31櫻井がつけた。一方、フューチャーズレースのスターティンググリッドは、ポールポジションに#80蓮沼一弘、2番手に#447カワベヒデタカ、3番手には#671中野裕貴、以下#303小林俊也、#223馬飼野純也、#69内野徳昭がつけた。
《ポールポジション #305 谷川達也選手のコメント》
「練習からクリアで走りたいと思い、間合いを考えて走りました。台数が多いので間合いを取るのが難しい状況の中、予選は最初のアタックが一番タイムを出しやすいと思って狙っていました。開始早々に赤旗が出てしまいましたが、赤旗解除の最初のアタックでタイムを出すことができました。決勝は皆さんタイムが近いですし、私は2年ぶりの参戦なので駆け引きが慣れている方たちとレースをしなければならないですね。ぶっちぎりで逃げたいのですが、そうはさせてもらえないと思いますので、お互いが楽しめれば良いのではないかと思います」
《フューチャーズレースポールポジション #80 蓮沼一弘選手のコメント》
「昨日の練習走行よりタイムが1秒半も遅くなり、皆さんをブロックしてしまいました。予選なのでぶつからずマージンを空けながら走りました。タイムが出せなかったのは自分のラインが取れなかったことが原因で、マシンには問題ありませんでした。もてぎではターボが壊れていたのですが、今日はストレートも速かったです。レースはぶつからず皆さん一緒にゴールできれば良いと思います。ポール・トゥ・ウィンを目指します」