メインレース決勝 8月24日(土)
天候:晴れ / 路面:ドライ
予選終了から約5時間のインターバルを空けて13時45分よりスタート進行が始まった。サーキット周辺は14時頃から天気が崩れるという予報が出ていたが、幸いなことに予報は外れ、強い日差しの影響で気温は34.6℃、湿度59%というコンディションとなった。45台のマシンが続々とグリッドに整列し、選手紹介が終わるとフォーメーションラップがスタート。1周の隊列走行を終え、全車が正規グリッドに整列し、グリッド後方でグリーンフラッグが振られると、レッドシグナルがブラックアウト。7周のレースがスタートした。ここで抜群のスタートを見せたのはポールポジションの#38岩間。1コーナーまで一直線のラインを取り、ホールショットを決める。これに#45塚原と#31櫻井がつづく。オープニングラップ終了時点での順位は、#38岩間を先頭に#45塚原、#31櫻井、#1阿久津、#85塚原、#475 OYAJIがつづく。2周目に入ると2番手#45塚原と3番手#31櫻井の差が開き始める。3周目の1コーナーでは#85塚原が#1阿久津をパスして4番手に順位を上げる。レースが4周目に入ると#38岩間がペースを上げ、2分49秒506のファステストラップをマークして後続を引き離す。一方ペースが上がらない#45塚原は#31櫻井との差が無くなりテール・トゥ・ノーズの接近戦となる。さらにその後方には#85塚原も追いつき、2番手争いは#45塚原、#31櫻井、#85塚原の3台となる。その後#38岩間はペースが上がらない2番手グループを尻目に終始安定したペースで7周を走りきり、ポール・トゥ・ウィンで今シーズン1勝目を飾った。混戦となった2番手争いは、最終ラップのヘアピンカーブで#31櫻井がアウト側から#45塚原を抜き去り2番手にポジションアップ。さらに#85塚原がバックストレートで#45塚原をパスして3番手に浮上する。最終結果は2位に#31櫻井、3位は#85塚原、以下#45塚原、#475 OYAJI、#968黒羽がつけた。
《優勝 #38 岩間 浩一 選手のコメント》
「真夏のもてぎで久しぶりのレースだったので大変でした。途中でタイヤがタレてペースダウンしましたけれど、2位争いが激しかったので逃げ切ることができました。真夏なので水温対策など事前に準備してきたのですが、無限MOTULのエンジンオイルが効きました。レース中も全く熱ダレがありませんでした。この後は富士と岡山に出られると思うので、ポイントを獲得してシリーズランキング6位以内に入れるように頑張りたいと思います」
《2位 #31 櫻井 颯一郎 選手のコメント》
「前後が接近していたのでストレスが溜まる展開でしたが、良い結果を持ち帰ることができて良かったです。前のクルマは上手くラインを変えたりしていたので抜けるような感じではなく、後ろからも詰められる感じだったので、下手なことはせず周りに合わせて走るしかないと思いました。クリーンなレースができて良かったです」
《3位 #85 塚原 和臣 選手のコメント》
「最高に暑いレースでした。前の二人はペースが速くて追いつくことができませんでした。チームとしては満足できる結果でした。十勝はできるだけ上位を狙います」